今日のニュースは
25日の東京株式市場で日経平均株価は前週末比33円（0.07%）高の4万8659円で取引を終えた。上げ幅は一時500円を超えた。米国の早期の追加利下げ観測を追い風に、東京市場でも買いが優勢となった。値がさのソフトバンクグループ（SBG）が急落するなかで、ダイキン工業やTOPPANホールディングスなど好業績を手がかりにした買いが相場を支えた。
日経平均株価終値33円高 続く好業績物色、SBG急落を跳ね返す – 日本経済新聞
前場で上げて行ったのに、後場下がったのは
やはり
米エヌビディアの株価が24日の時間外取引で下落した。メタ・プラットフォームズがアルファベット傘下グーグルのAI半導体に数十億ドル規模を投じる方向で交渉していると、米テクノロジー情報サイトのジ・インフォメーションが報じた。グーグルが業界で最も売れているエヌビディアのAIアクセラレーターに対抗する製品の開発で進展していることが示唆された。
米エヌビディア株が下落、メタがグーグルのAIチップ活用検討と報道 – Bloomberg
エヌビディアの覇権が揺らぐかもしれない事が大きいでしょう。
それにしても
バークシャー・ハサウェイがグーグルに投資したと
表明したばかりでこの上げ方は、何かあるのかなとつい邪推してしまう。
今やAIは、学習から推論が主流となる時代へ突入しています
学習AIとは
データを基にアルゴリズムが自動的に学習し、分類や予測を行います。
それには大量のデータを使って
多数のパラメータを連続的に更新するため
膨大な計算リソースを必要とします。
エヌビディアの半導体(GPU)は
並列処理に優れているため、計算処理を高速に行えるので有利でした。
そして、推論AIとは
学習済みAIモデルが未知のデータに対して予測や判断を行います。
実際の問題解決に活用される段階です。
これはまだ始まったばかりで
今まではGPUが有利だったのですが、CPUの方が良い場合があったりと
一概に言えなくなってしまったので
エヌビディア以外の会社にもチャンスが巡ってきている感じです。
とは言え、すぐに売り上げに響くのかは微妙な感じです。
エヌビディアの最新半導体が発売されたので
旧世代の半導体の需要が減って
高額で手が出なかった、末端の企業でも買える様になったので
まだまだ需要は旺盛だと思っています。
決算を正直に発表していればですが
話は変わりますが、個人的に興味があったのは
租特は特定の政策目標を達成するために企業などを対象に税制上の優遇措置を定めた制度。租特・補助金見直し担当相も兼務している片山財務相は、「租特や高額補助金を総点検し、政策効果の低いものを廃止する」と説明した。
政府支出効率化「日本版DOGE」設置、租特や補助金見直し－片山財務相 – Bloomberg
こんなのDOGEじゃない
本家(米国)のDOGEとは
政府の無駄な歳出削減、人員の適正化、規制の撤廃を通じて
連邦政府の生産性を最大化し
官僚機構のイデオロギー的な性質を変えることです。
つまり
選挙で選ばれてないのに、ふんぞり返っている
ディープステートをリストラし、関係省庁を廃止することを指すはず
名前負けも良いところ
自分でも思った以上に期待していたようで、ガッカリ感がすごい。
日本版DOGEとか、紛らわしい呼び方ではなく
今後は、正式名称の「租税特別措置・補助金見直し担当室」と書いて欲しい。
総括
AIの進化に目を離せませんが、日本政府の動向も目を離してはいけない
政治なんて何も面白くない。
団塊の世代をいかに楽に過ごさせて差し上げるのかばかりで
氷河期世代以前の有権者の声が届かなさ過ぎて
考えるだけ時間の無駄な認識を持つ人が大半だと思いますが
やっと参院選で現役世代にスポットが当たって
今回のエセDOGE等々、世間の感覚とはズレ過ぎて、ため息がでることもあるけれど
社会保障とか税金とか、私たちの生活に密接に関係するので
生活を良くしたいのであれば選挙で意思表示するしかない
株式市場の方が自分の資産形成の度合いを数字でみれるから
やっている感があって楽しいけど
大元のルールがゴミだったら
資産形成が捗らない
長期投資を継続し、お金に困らない人生を歩む為に、邪魔な大事の前の小事には
さっさとご退場して頂きたいですね
それでは、皆様の資産が順調に増えて
人生を楽しく送れることを祈りながら
おやすみなさい
