今日のニュースは
今年の米株式市場の上昇相場は既に終わりを迎えつつあるのではないか、との懸念がトレーダーの間で広がっている。
S&P500種株価指数は6月以来最大の週間変動幅を記録した。エヌビディアの好決算や、人工知能(AI)はバブルではないとのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)の説明も、市場の不安を和らげるには至らなかった。一方、ビットコインは先月に記録した最高値から約3分の1下落しており、米連邦準備制度の利下げペースを巡る懸念も広がっている。
米オプション市場に懸念拡大の兆候-S&P500種が6月以来の週間変動幅 – Bloomberg
記事を読むと
1.S&P500種は年初来でなお12%余り上昇しているものの
トレーダーは特にハイテク株を中心に利益を確定しようとする動きを強めている。
2.今回のハイテク株の下落は、ビットコイン急落と時期を同じくし
ビットコインとナスダック100指数との連動性は過去数週間で高まっている。
3.21日にはある投資家がこのETFの52ドルのコール(買う権利)を売却して
賄った資金で43ドルのプット(売る権利)を購入する取引を行った。
これは、4月初めの安値を下回るビットコイン下落に備えるヘッジポジションだ。
一口で言うならば
ボラティリティが高くて
ヘッジ(価格変動リスクを回避)の利確する人もいるけど
上昇に賭けて買いポジションをとる人も多く
市場は混沌としている状態なようです
11月は株価は下がり易いアノマリー(理屈が無い経験則)があります。
巷で有力なのは
代表的な指数のリバランスが行われる為と言われています。
NYダウ(ダウジョーンズ工業株平均)の構成銘柄の入れ替え(リバランス)が11月初に行われる
MSCI ACWI(オルカン)の構成銘柄の入れ替え(リバランス)が11月末に行われる
指数に適合しなくなった銘柄を売る→株価に下落圧力
新たに適合する銘柄を買う→株価に上昇圧力?
普通に考えると、株価が買われるのなら上昇するだけと思われますが
今は株価が高値に近いので
そろそろ下落するのではと、売りポジションを取る人が多く
そこにオルカンからの大量買い注文が入ると
損失が拡大して、損切に追い込まれることになります。
よって、一概に上昇だけでは無いことに注意したいところです
特に今回のリバランスは、時価総額が高いハイテク株の割合が更に増える感じなので
市場のボラティリティがさらに上がる感じです。
例年以上にハイリスク・ハイリターンな相場となっていて
短期投資の人は腕の見せ所
さぞ楽しんでいることでしょう
総括
長期投資勢は淡々と積立を続けよう
長期投資をしているはずなのに
11月は下落し易く、12月は年末商戦で上昇し易いアノマリーだから
買い増しするぞと意気込んでいる方
米国の景況感が良いのか悪いのか分からずに
政策金利を下げるのか、そのままなのか議論している中
アノマリーだから買い足すという選択は長期投資勢のすることではないと思います
要は、景況感悪い→利下げする→株価上昇を予想しているって事ですよね
それって短期投資家の思考になってませんか
私の資産ではないので、買い増ししたければ、すれば良いと思いますが
長期投資のおさらいをしますが
未来のことは誰にも分からない
ただ資本主義である以上は、企業は成長する努力を続けるので
そんな企業に投資をして、短期では結果がでなくても
数十年後には利益が出て、投資家にはリターンが入ってくる。
これを狙うのが基本のはずです。
既に賞与を貰っていて
生活防衛資金があり、仕事を失っても積立継続できる待機資金もあるから
買いまししたら、たまたま今だったと言うのなら得心できるのですが…
以上、注意喚起でした
ついつい、もっと早く簡単に資産を増やしたいと思ってしまいますが
そんな方法は資産を大幅に失う可能性と表裏一体でしか存在しません
損失が無いように見えるものは、詐欺です
それでは、たまに小さく失敗しながらも
趣味に時間を費やしても、お金に困らない人生となり
投資を続けていて良かったと思える日がくることを願いながら
おやすみなさい
