米地銀に信用不安? それが何か

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今日のニュースは

決算シーズンの幕開けとともに、株式市場の土台に亀裂が生じる可能性が出ている。一部地方銀行によるリスクの高い融資が、その要因として浮上しつつある。

地銀の融資リスクに「ひるむ」トレーダー、ウォール街で警戒強まる Bloomberg
思い出されるのは

米銀シリコンバレー銀行(SVB)が10日に経営破綻した。カリフォルニア州の金融保護当局によって閉鎖され、連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に置かれたと、両当局が発表した。過去10年余りで最大の米銀破綻となった。

SVBが破綻、米当局の管理下に-過去10年余りで最大の米銀破綻 Bloomberg
2023年3月10日に起こったシリコンバレー銀行の破綻。
急激な利上げにより保有する長期債券の価値が大幅に下落し
多額の含み損を抱えて、預金引き出しできなくなるのではとの不安から
資金が流出しことが原因。

だけではなく

個人的には大口預金の大部分が
預金保険未適用であったことの方が大きいと考えています。
そして、破綻を救済した方法は

政府が金を出した
つまりは
大勢の人が利用しているサービスは潰れて貰っては困るわけです。
潰れた後に同様なサービスをゼロから作るのは
金も時間も掛かるし

何より市民から不満が出て困るのは政府だから

金で時間と、人心を買った方が楽ということです
でも落ち着いて考えてみてください

そのお金って税金ですよね

連邦準備制度による推定のM2マネーサプライは、2025年5月に21860億ドルから21940億ドルに上昇しました。 アメリカ合衆国におけるマネーサプライM2は、1959年から2025年までの平均で5,553.63米ドルビリオンであり、2025年6月には史上最高の22,020.80米ドルビリオンに達し、1959年1月には286.60米ドルビリオンの最低記録を記録しました。

米国のマネーサプライM2  Tradingeconomics
M2(マネーサプライ)とは
すぐに使える現金と預金に加え
一定期間預け入れられている定期性の預金も含めたお金の総量のこと

政府が借金をした分が、私たちが使えるお金ですが
上のグラフの通り、年々上昇しています
政府の立場からすると
株式が下落する→市民から不満がでる→政権交代への流れを阻止したい→金で救う

これを市場関係者は見越しているので
株式は高値圏で推移していると考えられます。

総括

高い税金払ってるんだから株式等のリスク資産は持たないと損をするのでは
政府のお金って要は税金。
国債発行してそれを返済するのも税金。

株式は元本保証されてないじゃん。
博打でしょ。負けたら嫌。
お金が減るリスクを取りたくない。

色々意見があると思いますが
上述した、政府が金を出して救う仕組みが有効である内は

リスク資産を持たないことも損をしている

とも言えるわけです。

何も株式をやれと言っているわけではなく

現金以外の資産も持つことも
選択肢として考えておいた方が良いのではと思っています

実際、物価高(インフレ)で苦しんでいるのは
政府がM2(お金)を増やして、現金の価値を下げているからとも言えるわけですし

ソシャゲで言うと
1年前はSSRで最強だったカードが
今では戦闘能力では二番煎じとなり
スキルや属性を考慮して、有利な敵と戦うとき以外使わなくなる
ような感じです。

つまり、政府が配っている現金が二番煎じとなり
本物の貨幣価値をもっている、ゴールドの価格が上がっているのも
これが原因ではないかと考えています。
ゴールドは工業製品、装飾とか安全資産としての役割もあるから
一概には言い難いけれども
それでは
現金以外の資産を持っている方も、そうでない方も
それぞれが、お金に困らない生涯となることを祈りつつ
おやすみなさい

機械科卒で設計一筋、社会人歴 - 1.5年。
当初はバイクパーツの修復とか自作が出来たらいいなと思って、現場で金属加工職志望だったのに。どうしてこうなった。。
一言でいえば"就職氷河期世代"だからなんだけどね。
そんな取り残された世代の自分が、どうやって楽しく日々を過ごせるかを、試行錯誤していきます。

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