今日のニュースは
米利下げ観測の後退や原油高、長期金利の上昇などが重荷となり、朝方から安い水準での推移が続いた。これまで日経平均を押し上げてきた人工知能(AI)や半導体関連の一角が利益確定売りに押された。海外短期筋による日経平均先物への売りも断続的に出て、下げ幅は一時1000円に迫った。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を巡り、追加利下げに慎重な見方があるとの受け止めが重荷となった。同日夕に決算発表したメタプラットフォームズの時間外取引での株価下落も投資家心理に影を落とし、30日の東京株式市場では、AI関連と位置づけられるアドテストやソフトバンクグループ(SBG)、フジクラなどが下落した。
ニューヨーク原油先物が日本時間30日午後に一時1バレル110ドル台まで上昇し、午後は国内の個人消費や企業業績の悪化を懸念した売り圧力がやや強まる場面があった。国内の長期金利がインフレ懸念を背景に1997年6月以来、約29年ぶりとなる2.5%台に乗せ、株式の相対的な割高感も意識されやすかった。
東証大引け 日経平均は続落 632円安 原油高を懸念、AI関連に売り – 日本経済新聞
今日は特に米国事情に振り回される日でしたね
順番に確認していきましょう
今日のイラン情勢は
トランプがイラン軍事行動の説明を受ける。 米原油価格が一気に110ドル超に跳ね上がった。アクシオス報道がきっかけだ。
木曜日、CENTCOM司令官ブラッド・クーパーが大統領にイラン攻撃の選択肢を説明する。
選択肢は3つ。「当面で強力に」イランインフラを叩く案が見られる。
地上作戦で一部地域を逃す案も覆っている。未曾有の規模になる可能性が高い。
これで中東情勢は一気に緊迫する。原油はさらに上昇するか。
https://x.com/TrumpPostsJA/status/2049730813978456376?s=20
日本時間の明日、米のイランへの対応が決まりそう
そして
アジア時間30日の取引で、北海ブレント原油がイラン戦争中の高値を更新した。米国がイランへの攻撃を再開するとの懸念が高まった。実際に再開されればイランの迅速な報復を招き、中東は再び混乱に陥る可能性がある。
原油、イラン戦争中の最高値を更新-米国が軍事オプション検討報道 – Bloomberg
イランへの攻撃を再開する報道で、原油価格は110ドル近辺まで上昇し
我が国の様な資源輸入国は、財政懸念が高まり、長期金利が2.5%を超えて
為替も160円の大台にのったと考えています
イラン側としては、米国がホルムズ海峡を封鎖しているから
原油が輸送できないんだと主張して、徹底抗戦の構えを解ていません
この状態が長期化し、保管タンクが満杯になって
掘削リグ(石油を汲み上げる装置)を止める事態になったら
油田は天然の地下圧力で原油を押し上げていますが、
採掘を止めるとこの圧力が急減し、油が流動しにくくなって
細孔(油が通る微細な隙間)が詰まったり
水やガスの侵入で油の移動経路が塞がれたりします
つまり、米国は
石油施設を爆撃することなく、自滅させることが可能
それに
産油国の米国にとっては、高い油を売りつける絶好の機会となります
だからこそ、最近の米国は
足手まといで口うるさいだけの、同盟国と縁を切っているのでは
と、邪推しています
重要指標を確認しよう
国土交通省が30日に発表した3月の新設住宅着工戸数は、前年同月比29.3%減の6万3495戸だった。5カ月連続の減少。持家、貸家、分譲住宅がいずれも減少した。
3月住宅着工、前年比29.3%減 5カ月連続の減少=国交省 | ロイター
日銀の金融システムレポートでも取り上げましたが
インフレと人手不足が効いていそう
企業はもっと賃金を上げて、経済を回して欲しい
※詳細は過去記事参照願います
260426_今週の終戦協議に向けた動きは、やはり支持率維持のためだけのものだった。今週の黒子の推しは金利上昇すると、家が買えなくなる話題
中国人民銀行(中央銀行)が29日に発表した3月末時点の不動産融資残高は51兆7000億元(7兆5700億ドル)となり、前年同期比3.4%減少した。
個人向け住宅融資残高は3.1%減の36兆7200億元で、不動産開発向けは5.1%減の13兆1700億元だった。
中国不動産融資残高、前年比3.4%減 個人・開発向けとも縮小 | ロイター
不動産販売の不振が長期化
↓
個人としては
住宅価格の下落によって、住宅ローンの借り手が将来への不安から
繰り上げ返済を優先する動きや
不動産価格の下落に伴う担保価値の低下
↓
金融機関としても
不動産関連の融資に対して慎重な姿勢を崩していない
↓
以下同上
デフレスパイラルから抜け出せていない様子
米商務省が29日発表した3月の住宅着工件数(季節調整済み)は、主力の一戸建てが年率換算で前月比9.7%増の103万2000戸と、2025年2月以来、13カ月ぶりの高水準となった。ただ、建設許可件数は大幅に減少し、建設業者信頼感も依然として低迷していることから、この改善は一時的なものに過ぎない可能性が高い。
住宅建設業界は、木材や洗面化粧台などに対する輸入関税により既に圧力を受けていたが、イラン戦争により住宅ローン金利の低下傾向が突然止まり、一段の打撃となった。
米一戸建て住宅着工、3月は9.7%増の103.2万戸 13カ月ぶり高水準 | ロイター
対して、米国は住宅着工件数は伸びているけど
インフレを意識した、需要の先食いである可能性が高そう
米商務省が29日発表した3月の耐久財受注は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比3.3%増加し、2020年6月以来、約6年ぶりの大幅増となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.5%増だった。出荷も堅調に増加し、企業の設備投資が第1・四半期の経済成長をけん引したことを示唆した。
シティグループのエコノミスト、ベロニカ・クラーク氏は、「企業の設備投資は、30日発表の第1・四半期の国内総生産(GDP)成長率において大幅な押し上げ要因となる可能性が高い」と指摘。「ただし、名目ベースの耐久財受注の堅調さは、これら財(モノ)の価格上昇を反映している可能性もあり、実質的な国内経済活動が必ずしもそれほど強いわけではないことを示唆している」と述べた。
米3月耐久財コア受注、約6年ぶり大幅増 設備投資が成長下支え | ロイター
こちらも、インフレによって、名目と実質に差が生じているので
国内経済活動が必ずしもそれほど強いわけではないことを示唆している
この一言に尽きると思っています
個人的に気になるニュース
決算発表が相次いだ29日、世界の大手テクノロジー企業が人工知能(AI)分野の取り組み状況が垣間見えた。アルファベット傘下のグーグルはAI投資の明確な成果を上げている一方、メタ・プラットフォームズは出遅れていることが分かった。
この日は、両社のほかアマゾン・ドット・コムやマイクロソフトもわずか2分の間に相次いで決算を発表した。4社はAI向けデータセンターへの最大の投資主体であり、総額で数兆ドル規模と見込まれるインフラ整備の中心に位置している。
米ビッグテック決算、AI巡り明暗-グーグル好調・メタ出遅れ – Bloomberg
今日の目玉と言っても良いのでは
グーグル
受注残は前四半期からほぼ倍増し、4600億ドル超に達した。この期間は、「Gemini(ジェミニ)」を含むグーグルの消費者向けAIサービスにとっても過去最高の四半期だったと、ピチャイ氏は述べた。
決算を受け、アルファベット株は時間外取引で6.6%上昇し、他のテック大手を上回る動きとなった。
米ビッグテック決算、AI巡り明暗-グーグル好調・メタ出遅れ – Bloomberg
メタは年間の設備投資額を最大1450億ドルへ引き上げたことから、株価が6%余り下落した。設備投資額の増加は一部、部品価格の上昇によるものだ。
メタのマーク・ザッカーバーグCEOは支出拡大の判断に自信を示したものの、説明は曖昧だった。電話会議では、各AI製品をどう育成するかについて「非常に明確な計画があるわけではない」と発言。「将来的にどのような形になるべきかの大枠は見えている」としつつ、自身の説明が「十分でないかもしれない」と認めた。
米ビッグテック決算、AI巡り明暗-グーグル好調・メタ出遅れ – Bloomberg
アマゾンでは、同社のAI事業の伸展を示す指標とされるクラウド部門の売上高が前年同期比28%増となり、2022年4-6月(第2四半期)以来の高い伸びとなった。
主要AIスタートアップであるOpenAIとアンソロピックへの投資からも恩恵を受けている。アンソロピックが企業価値9000億ドル超の評価で資金調達を検討している
米ビッグテック決算、AI巡り明暗-グーグル好調・メタ出遅れ – Bloomberg
マイクロソフトはクラウド収入と投資の加速見通しを示した。クラウド部門「Azure(アジュール)」の売上高は今四半期に約40%増加する見込みで、暦年後半には「緩やかな加速」を見込む。
業務用ソフト「Office」ユーザーのうちAIツール「Copilot(コパイロット)」の有料利用者の割合が低い点への懸念は残る。同社によると、Copilotの有料利用者数は2000万人と、前四半期から500万人増加した。
米ビッグテック決算、AI巡り明暗-グーグル好調・メタ出遅れ – Bloomberg
改めて、AIと名が付くものに飛びつく時代では無くなったのだと、感じました
短期や個別株の投資家は、しっかりと銘柄を選別しないと、地獄を見そうな予感
くれぐれも、適度なリスクで相場に臨んで頂きたいところ
現時点では、AIは検索からエージェント(秘書)になっており
やがて
実体をもったフィジカルAIが開発されて
人間と同等のAGI(汎用人工知能)となることが予想されています
ので
私が想像できる範囲での、AIの進化はまだ道半ばだと考えています
更なる利便性の向上による恩恵を受けて
10年以上先の経済は益々発展すると考えています
産業革命の時だって
労働条件の悪化といった労働問題が深刻化し、社会不安を招く側面もありました
が
政府は産業社会を維持・制御するための制度を導入して
例えば
19世紀後半には労働者の団結権が法的に認められ
労使間の紛争を調停するための仕組みが導入されるなど
対話を通じた解決スキームが発展しました
労働者を保護する政策を進めた結果
現在のように
製品が一般大衆に普及したことで消費が拡大し
さらなる設備投資と生産性の向上を生むという
資本主義的な成長モデルが形成された
背景がありますので
変化を恐れずに、受け入れて邁進していけば、良い方向に動く
と信じています
それでは
皆様と私が、AIの普及に恐れることなく投資を続けた結果
資産が増えて、お金に困らない人生を送れる事を願いながら
おやすみなさい
