今日のニュースは
27日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比608円03銭(1.23%)高の5万0167円10銭となった。米ハイテク株高を受けて人工知能(AI)関連株が上昇したほか、次世代交通をテーマにはやし、開発に携わる豊田通商の上昇も目立った。日銀の利上げ観測が高まり銀行株高も続いており、東証株価指数(TOPIX)が最高値を上回る場面もあった。
日経平均株価5万円台回復 AI株に見直し買い、自動運転も材料視 – 日本経済新聞
米株の流れを引き継ぎ今日も続伸。
ただし記事の "日銀の利上げ観測が高まり" については
日本銀行の野口旭審議委員は27日、大分県金融経済懇談会での講演で、利上げは2%の物価安定目標の実現見通しに合わせて段階的に慎重に行う必要があるとの考えを示した。利上げペースは「早過ぎても遅過ぎても問題が生じる」と述べた。市場では警戒していたほどタカ派的な発言でないとして、金利低下、円売りで反応した。午後の記者会見では、政策スタンスや考え方は「9月と変わっていない」と語った。
【日本市況】株続伸、米株高好感-野口日銀委員利上げ慎重で債券買い – Bloomberg
利上げは慎重に行う必要があると述べただけで
前のめりなタカ派発言ではないので
巻き戻しがあるかもしれないので注意が必要だと思われます。
それよりも
フジワラキャピタルの土屋剛俊社長は、ソフトバンクGのCDSが上昇している背景として、人工知能(AI)関連株の下落や、社債発行が続いていることが市場で織り込まれているほか、OpenAIに資金を集中投資していることへの「警戒感」もあるのではないかと述べた。
ソフトバンクGのCDS拡大、積極投資に警戒強まる-楽天と対照的 – Bloomberg
モルガン・スタンレーによれば、人工知能(AI)関連の野心的投資を賄う無謀な借り入れを金融機関や投資家は不安視し、大掛かりなリスクヘッジに動いている。世界的金融危機が発生した2008年のCDSスプレッドが過去最も高いが、今後これを上回る恐れがある。
オラクルの信用リスク、金融危機時を上回る恐れ-AI巨額投資に不安 – Bloomberg
日本のAI関連投資の代表とも言える、ソフトバンクGに
ドットコムバブル時の株価を回復してきた、オラクルが
CDSスプレッドが上昇している問題が浮上している
CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)とは
企業や国などの債務不履行(デフォルト)に対する保険契約で
プロテクション・バイヤーが売り手にスプレッド相当のプレミアムを支払い
デフォルト時に損失補填を受け取ります。
スプレッドとは、信用リスクの高さを反映し、リスク悪化で拡大します
投資適格企業では50〜150bpが目安で、ハイイールド債では数百bpに達することを考えると
ソフトバンクG:5年物CDSは27日早朝時点で約302ベーシスポイント
オラクル:5年物CDSは25日、一時125ベーシスポイント
ソフトバンクGについては、ハイイールド債相当になっていて
信用リスクが悪化している状態となっています
記事より
"背景には人工知能(AI)関連株の下落や
社債発行が続いていることが市場で織り込まれているほか
OpenAIに資金を集中投資していることへの「警戒感」もあるのではないかと述べた。"
オラクルについては、まだ適格基準ではありますが
スプレッドが急上昇している状態で、今後も続きそうな感じがします。
記事より
"人工知能(AI)関連の野心的投資を賄う無謀な借り入れを
金融機関や投資家は不安視し、大掛かりなリスクヘッジに動いている。"
両者ともに、AI関連に巨額投資をしている状態
すべては

エヌビディアとオープンAIが築いたAIマネーマシン
マイクロソフトとエヌビディア、最大2.3兆円のアンソロピック投資 – Bloomberg
この輪の中にある企業は、AI分野への巨額投資をしており
投資家としては収益化が追いついていないとの懸念が強まっていると考えられます。
そういう意味では
資産家ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハサウェイは、今年7-9月(第3四半期)にグーグルの親会社、米アルファベットの株式を1790万株取得した。14日の米株市場の時間外取引で、アルファベットの株価は一時1.7%上昇し、281ドルを付けた。
バフェット氏、アルファベット株7500億円保有-アップルは15%減らす – Bloomberg
輪の中に入っていない、アルファベットを買った
バークシャー・ハサウェイはさすがとも言える。
でも
カウンターポイントのデータによれば、iPhoneの出荷台数は今年、10%増が見込まれており、長年のライバルであるサムスン電子の4.6%増を上回る見通しだ。スマートフォン市場全体は2025年に3.3%拡大し、アップルのシェアは19.4%に達する見通し。同社が世界首位に立つのは2011年以来となる。
アップル、世界首位のスマホメーカーに返り咲きへ-サムスン抜く – Bloomberg
アップルは好調で、輪の中にも入ってないし
それでも持ち株減らすということは
単に割高なのか、それとも
そういうことなんでしょうか
総括
懸念はあるけど、上がれば買う。それが順張り投資
短期投資家にとっては
買いからもまた、売りからもポジションを持てるので
株価の変動幅が大きい方が、儲けるチャンスが増えてハッピー
なのですが
損失管理や逆指値注文を活用したリスク管理が非常に重要です
特に空売りする場合は
貸株料や金利や追証(追加保証金)を求められる場合があるので
現金や担保資産の余裕がないと損失拡大のリスクが高まります。
ハイリスク・ハイリターンと呼ばれる所以です
一方、長期でインデックスを積立投資する人にとっては
短期投資ほどの派手さはありませんが
S&P500の過去実績から、20年以上の長期で保有すれば
元本割れする可能性が限りなく0に近づくので
老後の生活費や、マイホーム費用。子供の教育費などの資産形成に合っています。
長期投資において株価が80%の暴落なんて食らって当たり前
仕事を失っても、生活防衛費や失業保険で耐え忍び
待機資金で積立買いを継続し、割安な株価を淡々と買い続け
上昇局面で複利の力で資産が増えるのをひたすら待つ投資手法です
今回のAIバブルが弾けても上記の対応ができる様に準備を進めることが
長期投資家のやることであり
ポートフォリオを無駄に弄り回すことではない
短期投資は、自分のリスク許容度と闘い
長期投資は、もっと早く稼げる方法はないのかと、欲望との闘い
それぞれ投資を続けた先に、資産が増えて
お金に困らない人生となることを祈りつつ
おやすみなさい
