251205_AIの現在地はどこに。方向感がない今こそ長期インデックス積立投資が有効だと思っています

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今日のニュースは

5日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比536円55銭(1.05%)安の5万0491円87銭だった。前日に急伸した反動で、主力株を中心に幅広い銘柄に利益確定目的の売りが広がった。日経平均の下げ幅は800円を超える場面もあった。

東証大引け 日経平均は4日ぶり反落 利益確定売り 下げ渋る場面も – 日本経済新聞
方向感がなく、利確に押された日

というのも

米連邦準備制度理事会(FRB)は9日、10日にFOMCを開く。翌日物金利スワップ(OIS)市場は今回の利下げをほぼ織り込んでいる。FOMCメンバーが予想する政策金利の水準を示す金利予測分布図(ドットプロット)について、市場が追加利下げに慎重と捉えれば、米国株安を通じて日本株にもマイナスの影響が出やすい。

【日本株週間展望】上値重い、FOMC控え為替警戒-米AI関連決算に注目 – Bloomberg
FOMCの前でブラックアウト期間に入ったから
判断材料が出ないし、利下げするのか、しないのか、割れているので発表待ちだと考えています

相場を牽引してきたAI関連は
データセンター建設について

使用される半導体が、エヌビディアとグーグルのTPCどっちが主流になるのか
から、アマゾンも最先端半導体を発表し、戦国時代の様相をていしてきましたが

問題はデータセンターそのものが

従前、データセンターの電力消費は1棟あたり数メガワットであったが、近年増加しているハイパースケールデータセンターは30~70MWと10倍の電力を消費する。さらに、今後増加が予測されるAIデータセンターは200MW~1GWと、100~300倍の電力需要の消費が見込まれている。

日本におけるデジタル産業の電力消費の現状と課題:株式会社 日立総合計画研究所
電力の消費が半端ないので、実現性あるのかと不安になっていて
投資意欲が減退している状態だと思っています。

それじゃあ、AIソフト方面はというと
頼みのオープンAIがこの状態です

米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は1日、生成AI(人工知能)チャットボット「チャットGPT」の品質向上に向けて「コードレッド(非常事態)」を宣言し、他の製品の開発を後回しにする方針を従業員に伝えた。

オープンAI、社内に「警報」 グーグルの猛追受け
ここでもグーグルが頭角をだし
業界ベンチマークテストでオープンAIを上回る最新「ジェミニ」を発表
画像生成ツールのナノ・バナナも導入し猛追してきている

オープンAIは数千億ドル規模のデータセンター投資を予定しているのもあって
資金が足りない状態なので、打開案としてだしたのが

アルトマン氏は米宇宙開発会社ブルーオリジンの元社員らが立ち上げた新興の米ストーク・スペースと2025年秋ごろまで買収に向けた協議を進めていた。オープンAIが数十億ドル分のエクイティ(株式)投資を進め、最終的には経営支配権を取得する案も浮上したが合意には至らなかった。

OpenAIのアルトマン氏、宇宙産業への参入を検討 WSJ報道 – 日本経済新聞
宇宙ビジネスに手をを広げて、投資を促すも合意できず、と
いろいろ迷走している状態です

さらに

中国の人工知能(AI)スタートアップ、DeepSeek(ディープシーク)は1日、9月に公開した実験的AIモデルの新バージョン2種を発表した。新しいモデルは、推論の統合や特定アクションの自律的実行を強化したという。  

  先に発表したモデルは、「DeepSeek-V3.2-Exp」という実験的性格を示す名称だったが、今回の最新版は「DeepSeek-V3.2」とシンプルな呼称になった。今年1月に画期的なAIモデルでテクノロジー業界を驚かせた同社は、この実験モデルを次世代AIへの一歩と位置付けている。

中国DeepSeek、次世代AIに向け布石-最新の実験バージョン発表 – Bloomberg
ディープシークが躍進するかもとのニュースが舞い込む
低コストでオープンソースのAIは手軽に導入し易いので
オープンAIとしても必死だと思います。

次のネタとして挙がっているのが
フィジカルAI(ロボット機械)が注目されています

AIファクトリーとは、膨大なデータを集積し、AIを継続的に生成・更新し続けることで高度な知性(インテリジェンス)を生み出す巨大インフラ(工場)のことです。エンタープライズや工場、化学、医療、ヘルスケア、スマートシティなど国家・産業レベルの基盤となり、100兆ドル(約1京5000兆円)の市場規模があります。これはすでに現実の動向であり、NVIDIAはその技術を提供しています。

NVIDIAが語る「フィジカルAI革命」 世界のヒューマノイド開発の最前線と最新トレンド【単独インタビュー】 | ロボスタ – ロボット・AI情報WEBマガジン
要は、従来のロボットは工場と倉庫の中だけだったけど
それが家庭にも広がる可能性が高くなってきたので
荒唐無稽な話でも無さそうだから、ファナック等の株も買われていると思っています。

総括

投資の基本は先行者利益を狙う
かなり、かいつまんで、独断と偏見てんこもりでAIの現状を述べましたが

投資とは、安く買って高く売る。が基本です

世間がまだ気づいていない
今後注目されるであろう分野に先行投資し
皆が買い出してから売却を狙うのですが

それだと、明日皆が買い出すのか
10年後に買い出すのか運頼りになります。

だから投資格言でもある
噂で買って、ニュースで売る
が効果的なので、海外勢はこの手法を絶対視しています。

ちなみにこれを、順張り投資と言い。
前者を逆張り投資と呼びます。

日本人は最短最速で無駄なく値幅を最大限に取ろうとするので
逆張り志向の方が多いのですが
バズるまでに時間が掛かるので、機会損失となっている事が多いです。
そして、時間を掛けると、もっと魅力的な投資先が現れて
育っていないのに売却して、乗り換えてを繰り返す
悪循環に陥いる可能性が高いと考えています
だからこそ
長期でインデックスを積立投資する意義を理解すれば
売却=機会損失。積立を止める=機会損失。という認識に変わります

AIは突然無くなることはなく
今後も私たちの生活の一部として浸透していくものだと思っていますが
浸透していく過程は分かりません。
だからこそ、インデックスで分散投資すれば
AIによる将来の企業業績の恩恵を享受できると考えています

それでは、久しぶりの技術革新による大相場
短期で楽しみたい人も、長期で平穏を取りたい人も
資産が増えて、お金に困らない人生となることを願いながら
おやすみなさい

機械科卒で設計一筋、社会人歴 - 1.5年。
当初はバイクパーツの修復とか自作が出来たらいいなと思って、現場で金属加工職志望だったのに。どうしてこうなった。。
一言でいえば"就職氷河期世代"だからなんだけどね。
そんな取り残された世代の自分が、どうやって楽しく日々を過ごせるかを、試行錯誤していきます。

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