今日のニュースは
20日の米金融市場では株式が反発する一方で、国債とドルは下落した。
連邦最高裁がこの日、政権の大規模な関税措置は大部分無効との判断を示したことを受け、トランプ大統領は世界的に10%の関税を課す新たな方針を明らかにした。さらなる関税発動を可能にする一連の調査を実施する方針も示した。
【米国市況】トランプ関税無効で株反発、国債とドル下落-原油高値圏 – Bloomberg
トランプ関税が違憲と判断されたことが
反発に繋がったと考えています
最近はニュースが多すぎて
混乱されている方も居るかと思いますので
おさらいしますが
トランプ大統領の関税政策とは
1.貿易赤字の是正:
相手国が高い関税率・非関税障壁で米国製品を不利に扱っていると主張
2.米国内に製造業を回帰させる
雇用創出と、海外に依存し過ぎて供給懸念が生じている
戦艦を自前で造れないので、世界最強の軍の維持を他国に依存していることが問題
3.関税収入を米国民に還元する
民意を買収する、選挙対策だったけど、現時点では実施されていない
時系列では
2025年2月1日: 対メキシコ・カナダ25%、対中10%の追加関税を発動
2025年4月2日: 相互関税を本格発動して、一律10%+上乗せ。中国以外の上乗せを90日停止
2025年5月28日: 米国際貿易裁判所(1審)がIEEPA関税を違憲により差し止め。政権が控訴
2025年8月29日: 連邦巡回区控訴裁判所(2審)が1審支持、違法判断。執行一時停止で最高裁へ上訴
昨日
2026年2月20日: 最高裁が相互関税などIEEPA関税を違憲判決
分野別関税(自動車・鉄鋼)は影響なし、関税の還付は不明
となります
現在では諦めきれず、新たに関税を課す方針ですが
共和党は議会で僅差の多数を握るにとどまり、民主党の協力なしに通商関連法案を可決できる可能性は低い。与党内にも輸入関税に反対する議員がいる。
トランプ関税復活、議会の協力望み薄-大統領は承認不要との認識 – Bloomberg
共和党(味方)の中にも反対する人が居て、議会の承認が得られ無さそう
民主党が大統領の通商政策の推進に協力する可能性は低い。多くの議員が最高裁判断を歓迎し、トランプ関税が物価上昇の一因になっていると批判した。今秋の中間選挙に向け、民主党は生活費の高騰を主要争点に掲げ、トランプ氏の経済政策がその大きな要因だと訴えている。
トランプ関税復活、議会の協力望み薄-大統領は承認不要との認識 – Bloomberg
米国のインフレに一役買っていると考える人が多く、トランプ氏の支持率は下がる懸念
がありますので
米関税の継続は難しそう
そして
トランプ氏のディール(交渉)は、米関税による脅しがあってこそ成立していたので
結局TACOるとは言え、トランプ砲による市場変動は小さくなるかも
それでも油断できないのは
ベネズエラやイランに行ったような、武力による脅しになる可能性があるので
米関税が無くなったからと言って
一概にプラス要因だけではないと心得て
長期投資をされている方は、いつも通りに
適度なリスクで市場に居続けることを、優先すべきだと考えています
総括
人生には上り坂、下り坂、そして"まさか"がある
有名な人生訓にもある通り
未来の事は誰にも分かりません
下手にレバレッジを掛けると
イラン情勢悪化して原油高からの暴落な流れも考えられますし
米資産運用会社ブルー・アウル・キャピタル(OWL.N), opens new tabは、傘下の3つのプライベートクレジット・ファンドが保有していた総額14億ドルの貸し出し資産を売却したことを明らかにした。売却資金は投資家への資金返還と債務圧縮に充当する。
併せて、うち1ファンドで解約を恒久的に停止する。ソフトウエア株やダイレクトレンディング市場に対する懸念が高まる中、同社株は急落し、未公開株式(PE)業界全体の売りを加速させた。
ブルー・アウル、ファンドの解約停止 プライベートクレジット市場動揺 | ロイター
株式市場が高値過ぎた不安から、未公開株式が人気でしたが
20日の米国株式市場で、サイバーセキュリティー関連のソフトウエア銘柄に売りが膨らんだ。人工知能(AI)スタートアップの米アンソロピックがAIモデル「クロード(Claude)」にセキュリティー機能を追加したことが材料視された。
次はサイバーセキュリティー株にAI脅威論、Claude新機能に反応 – Bloomberg
AI脅威(進化)によって、ソフトウェアが陳腐化する懸念から、売却が加速していく
未公開株式は
上場企業と異なり、業績や財務情報が十分に開示されていません
よって投資判断が難しく、経営の不透明さが株価評価を歪めやすいので
今回の様に"まさか"から売りが膨らむと
市場が存在しないため、買い手を探すのが難しく
希望価格で売却できないことが一般的なので
上場株式市場以上にハイリスクでハイリターンです
独断と偏見となりますが
未上場で情報を公開していないという事実が
富裕層が"特別な伝手"で情報を得て
安全に楽をしてお金を得ている。と、勘違いしている人が多い様な気がします
そんな都合の良い方法は無い
"ここだけの話"とか言ってくるのは、詐欺です
そんなに良い話なら、ここだけの話にする必要はないし
世界中の人がやっていますよ
とは言え
リスクを取らないと、通貨だけではインフレによって価値が減ってしまうので
長期でインデックスを積立投資を継続する所存です
機関投資家でも、勝ち続けることが難しい株式市場において
20年以上の時間を味方につければ
低コストで分散された市場平均(ある程度は安全)のリターンを
積立によって、自動(楽)で取りにいけること
この投資手法が確立されているからです
今回の米関税による、株価の上下も
20年という長期でみれば、大したことはないと思っています
それでは
皆様と私が適度にリスクを取り、相場に長く居続けた結果
資産が増えてインフレに負けず
お金に困らない人生となることを願いながら
おやすみなさい
