今日のニュースは
フランス、ドイツ、英国の首脳は、ウクライナのゼレンスキー大統領と8日にロンドンで会談し、米国が進める和平合意の取り組みについて協議する。ロシアはウクライナに対し、再び大規模攻撃を実施した。
マクロン仏大統領は6日、ソーシャルメディアへの投稿で同会談について発表した。同投稿では、ウクライナのエネルギーや鉄道インフラを標的にしたロシアによる最新の攻撃を非難。
仏独英の首脳、8日にゼレンスキー氏と会談-米主導の和平案を協議へ – Bloomberg
マクロン大統領がロシアのウクライナ側へのエネルギー施設攻撃を非難したけど
同記事の最後には
"ウクライナ側は、ロシア西部リャザン州にある
ロスネフチの石油処理施設を攻撃したと述べた。"
和平の妨げになるのに、ウクライナ側の非難はしないんですね
思わず失笑してしまった
ちなみに、両者ともにエネルギー施設を攻撃しているのは
冬将軍の力で戦意を削ぐ為だと思っています
せっかくなのでウクライナ侵攻の現状を取り上げてみようと思います
―― ウクライナがEU寄りになった背景は何でしょうか?
1991年の独立後、ウクライナでは親ロシア派と親EU派が交互に政権交代してきました。2004年には「オレンジ革命」という民主革命で親EU派の大統領が誕生し、それに対しロシアはウクライナ向けの天然ガス供給を止めるなどして圧力をかけました。
ロシアのウクライナ侵攻の背景を読み解く | 東京大学
詳細は上記記事を参照頂きたいのですが
独断と偏見でざっくり言いますと
ウクライナ侵攻とは
2022年2月24日にロシアがウクライナ全土に対して開始した軍事作戦のことで
背景としては
ロシア側は、ウクライナ東部の親ロシア派住民保護と
NATO東方拡大阻止を理由に挙げています。
これに対し国際社会は
ロシア資産の凍結や経済制裁を課して、ロシアの軍事行動を非難しています
and NOW...現在は
米政府は5日、ホワイトハウスとウクライナの交渉担当者が「安全保障上の枠組み」で合意し、ロシアとの戦闘終結に向けた和平合意の一環として必要となる抑止力についても協議したと発表した。
米国は会合後の声明で、「参加者は米国とロシア側による最近の会合の結果と、この戦争終結につながり得る措置に関して議論した」とし、「米とウクライナは、安全保障の取り決めを巡る枠組みにも合意し、持続的な和平を維持するために必要な抑止力について協議した」と説明した。
ただ、前向きな文言とは異なり、交渉に新たな勢いが生まれたことを示す大きな進展の兆しはほとんど見られない。
米とウクライナ、「安全保障上の枠組み」で合意-6日も交渉継続 – Bloomberg
トランプ大統領が仲介役になって、和平合意を促していますが
交渉継続中な状態です
何故、トランプ大統領が仲介役になっているのか
トランプ氏の性格的に
自らの名声(ノーベル平和賞欲しい)や権益拡大したいと考えているのでは
と捉えていて
地政学リスクからは
米国はNATO東方拡大を進め、ウクライナを西側に取り込むことで
ロシアの地域覇権を阻止しようとしているように見えます
確かにバイデン政権下では
軍事装備提供と情報共有でウクライナを支え
ロシアに制裁を課すことで同盟国との結束を強めている様にみえました。
ここからはかなり私見が入りますが
コロナ禍でお金をばら撒き過ぎた結果

アメリカ合衆国は、2024年に国内総生産(GDP)に対する政府債務比率が124.30%を記録しました。 アメリカの政府債務対GDP比は、1940年から2024年までの期間で平均してGDPの66.38%であり、2020年にはGDPの126.30%という過去最高値を記録し、1981年にはGDPの31.80%という過去最低値を記録しました。
米国の総連邦債務対GDP | 1940-2024 データ | 2025-2027 予測
覇権国としての絶対条件である
軍事力を維持できなくなったから
そして
米国はウクライナへタダで武器供与している状態です
無から有を生み出す錬金術は現状確立されていないので
当然、米国の納税者が負担しています。
そもそもトランプ氏が大統領に選出された理由が
保護貿易主義と反不法移民を掲げ
グローバル化で職を失った中間層の不満ということを考えると
貧富の差が拡大して大多数の米国民が貧乏になっている
だから
ロシアとウクライナを停戦させて
余計な出費を減らしたいと考えている
これが本音ではないかと思っています
米国はもう他国に構っている金銭的余力がない状態になろうとしている
但し、第二次世界大戦での勝利国としての特権である
基軸通貨と覇権国家としての地位は維持したいので
交渉という名の脅しはします
TACOるけどね
では、何故、冒頭の記事の様に
EU & 英国がしゃしゃり出てくるのか
普通に考えるとNATOとしても
ロシアと隣接すると摩擦が生じて嫌なのではと思いますが
またも私見が入りますが
一口で言うなら
脱炭素政策が上手く行ってないからだと思っています
直接の原因について「電力需給の急変動により、スペインの電力システムが欧州から切り離されたことで、需給バランスが崩れ、電力網が落ちたため」とし、それがなぜ起こったかについては調査中と述べた。
スペイン、ポルトガルで大規模停電、翌日にはほぼ全面復旧(スペイン、ポルトガル) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース – ジェトロ
思い返せばこれを機に
欧州では再生可能エネルギーだけでは持続不可能ではないかと
考えている人が増えたように思います
日本人からしてみると、やっと気づいたの?
という感じですけど
それでも脱炭素を旗振りしている以上は
石炭火力は抵抗があるので、原発が理想的に見えてくるのですよ
そして
稼働に必要なウランはロシアで産出されている訳です
また
昨年まではエルニーニョ現象で暖冬だったのですが
2025年現在、太平洋熱帯域の海面水温が平年より低く
ラニーニャに近い弱い状態が観測されています。
つまり
来年以降は極寒になるのでは
そういえば、ストーブの燃料である
天然ガスもロシアにあるよね
灯油ストーブは脱炭素を宣言した時に棄てちゃったし
経済制裁でロシアから買えないから
アホみたいに高い米国産を仕入れているけど
もしかしなくても
ウクライナを支援するという大義名分さえあれば
ロシアに侵攻してエネルギー資源奪えるんじゃね
と考えているのではないかと邪推しています
総括
※フィクションです
想像力は大事。
太古の昔、人類の祖先が力の強い種族に対し
人類は皆仲間だと信じることができたので
物量で押し切ることができたので
今の地位にあると思っています
ニュースの解説だけだと
政治的思惑に誘導されて、真実が見えなくなる可能性があります
自分の信じたいものだけ信じると、一時の平穏は得られるかもしれませんが
後々になって高い勉強代を払うことになるかもしれません
個人的には
これがきっかけで第三次世界大戦になる可能性もゼロではないと思っています
怖い終わり方になってしまいましたが
自分の力が及ぶ範囲のことに全集中して
将来の不安に対して希望を持てる様に準備することが必要です
私はそれが長期インデックス積立投資だと考えています
戦争中でも市場は開いているはずなので
恐らく今の価格よりは暴落していると思っています
それを待機資金によって、積立を継続し
戦争終結後の企業業績増加すれば、ドルコスト平均法によって
資産の心配は無いと思っています
あとは自分の身をどう守るかですが
これは戦争形態によって臨機応変に対応すればよいと考えています
それでは、妄想は妄想
世界大戦なんて起こらず、平和な世が続き
資産形成も順調に進み、お金に困らず幸せな人生となることを祈りながら
おやすみなさい

