今日のニュースは
世界の富豪トップ500人の資産は2025年に、合計で過去最高となる2兆2000億ドル(約345兆円)増加した。株式から暗号資産(仮想通貨)、貴金属に至るまで市場が活況を呈し、保有資産の価値が大きく値上がりした。
AIブームを背景に、大型ハイテク株が資産効果をけん引。ブルームバーグ・ビリオネア指数で記録された資産増加の約4分の1は、オラクル会長のラリー・エリソン氏、テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏、アルファベット共同創業者のラリー・ペイジ氏、アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏など、わずか8人によるものだった。ただ、この比率は前年より小さく、昨年は同8人が全体の43%を占めていた。
世界の富豪、25年に資産が計2.2兆ドル増-トランプ一族にも恩恵 – Bloomberg
インフレ継続と貧富の差の拡大は今年も続きそう
資産増加を米企業のトップ8人が全体の43%を占めているとか
長期インデックス積立投資をしている身としては
1人欠けただけでも株価が暴落しそうなので、もっと分散して欲しい
そういう意味では
エヌビディアの循環投資まがいをしてくれているのは、非常にありがたい
※詳細は↓記事で
251127_ハイテク株一本打法は危険水域か、巨額投資に対して収益化が懸念される中、長期投資家はどう振舞えば良いのか
広義で言えば、国の経済対策とやっていることは変わらないと考えています
1.政府が政策で補助金や減税を行う、もしくは中央銀行が利下げやQEをする
QE(量的緩和)とは
中央銀行が国債などの資産を大量購入して
市場に資金を供給し金融緩和を図ること
↓
2.国民生活に余裕が出てるので、購買意欲が上がる
また、利下げによって銀行預金金利が下がるので
積極的にモノに変える行動を取りやすい=インフレ加速
↓
3.企業は売り上げが伸びて、減税効果と利下げによって
設備投資する意欲が上がる
↓
4.国民の給与所得に還元されて
購買意欲は継続される
↓
以下、1.に頼ることなく、2.を繰り返し
お金を循環させることが、理想的なインフレ経済だと考えています
問題はいかに4.のスピードを上げるかです
企業の内でお金が滞留し、社員へ反映され難いことが考えられます
原因としては
日本は1カ月毎に給与が支払われることが多く
支給されるまで待つ必要があることだと思っていますが
例えば米国では1,2週間毎に支給されることが多く、すぐに還元され易い
のですが
支給間隔が短いと人間は散財し、次の給与に頼ろうとします
クレジットカードの魔力と同じで
後払いの方がお金を使う心理的抵抗が低くなります
心理学でのメンタルアカウンティング効果
消費と支出のタイミングが分離されるので、支払いの痛みを脳が感じ難い
経済が好調な時なら、好循環に繋がります
ただし
不況になった時には、生活が破綻するリスクが高くなると思っています
現状維持バイアス効果によって
生活レベルを落とすことが難しく
さらに生活が困窮すると
プロスペクト理論による損失回避心理によって
"損失回避のためにリスクを取りたがる"リスク志向になりやすい
資産を持っていない人ほど、宝くじを買ったり
馬、ボート、自転車、オートバイを観に行きがちなのは周知の事実
そこに楽観バイアスが入ると、根拠のない自信を持ち始め
本当は損失リスクが大きいのに
"うまく回避できるはずだ"と考えて危険な賭けに出る行動をとり
何故か、聞いても無いのに、自分にも他人に説明(言い訳)したくなる
衝動に駆られるもの
認知的不協和理論によって
他者からの同意を得て、自己を正当化し安心感を得たくなります
社会主義国の大統領が選挙介入しているのに
民意で選ばれたから自分のやっていることは正しいと考えるのと同じ
何の話だっけ
単純に企業から国民へ給与所得を支払うタイミングを早くするだけでは
景況感が逆転した時に資産が乱高下するので、安心して生活できないと考えています
よって、1カ月毎の方が、蓄財にも意識が向くし
インフレ・デフレ両方に対応できると思っています。
総括
日本はビハインドカーブになりがちだけど、安心感はある
これが経済は完全にインフレなのに
政府がデフレ脱却宣言をしないことの一つだと考えています
一応、政府側の見解としては
内閣府は23日、日本経済の需要と供給能力の差を示す国内総生産(GDP)の「需給ギャップ」について、2025年7~9月期の推計値がマイナス0・2%だったと発表した。金額に換算すると年間約1兆円程度の需要が不足していることになる。
GDPギャップ:日本経済の「需要」と「供給能力」の差、3四半期ぶり「需要不足」…7~9月期・年1兆円程度 : 読売新聞
需給ギャップ(GDPギャップ)がプラス転換してないから
需給ギャップとは
経済全体の総需要(実際のGDP)と潜在的な供給力(潜在GDP)の差のことで
マイナスなら需要不足でデフレ圧力、プラスなら需要超過でインフレ圧力となります
個人的には、高市氏の積極財政の手前
デフレ脱却宣言すると金融緩和や財政出動の正当性が失われ
お金をばら撒く政策が進め難くなるからだと思っています
今後もインフレは続き
株式も、貴金属も、高値圏で推移しており
米国だけを見ると、移民排斥運動の成果で
南部地域での不動産価格が落ち着き始めていたり
我が国では、名目上はYCCを止めて金融政策を正常化を目指しているので
国債金利が上がって、投資妙味も出てきています
このことからも分かるように
投資先を分散し、インフレに負けない資産形成を目指す動きが
世界で活発になっていると感じています。
ですが
私がしているのは長期投資
目先の変化し易い物事よりも
長期的に確実なこと
世界の人口は、今後60年間で増加し、2024年の82億人から2080年代半ばには103億人でピークに達する見込みです。
世界の人口は今世紀中にピークを迎える、と国連が予測(2024年7月11日付 国連経済社会局プレスリリース・日本語訳) | 国連広報センター
世界的な人口増加と
人間の「今よりも暮らし良くしたい」という心理
世界にも通じる日本発の"改善(カイゼン)"活動
そして生物が持っている力で
ダーウィンの進化論から
"自然選択"による適者生存で、環境変化に適応した個体変異が生き残り、子孫を残すもの
つまり
停滞せず継続改善する組織が競争に勝ちます
よって、私は企業の収益力に期待し
倒産リスクを回避する為に、インデックスを選択し
将来の株価は誰にも分からないことから
積立買いで、暴落時には安値で買える好機と捉えています
長期で続けるために
上がってハッピー下がってラッキーなリスク許容度を意識しています
これはあくまで、私のやり方であって
皆様にはご自分にあった投資をされた方が良いと思います
大切なことは、インフレに負けない資産を築くこと
それでは
私と皆様が大きな不幸に見舞われることなく
たまに苦しい時もあるけれど、それを乗り越えた先に
お金に困らない幸福な人生になることを願いながら
おやすみなさい
