今日のニュースは
前日の米株式市場で米雇用情勢の悪化を背景に主要株価指数が下落した流れを受け、東京市場では主力ハイテクを中心に売りが優勢となった。業績拡大期待など日本株の支援材料は多いが、有望視されていた味の素など大型成長株の一角が崩れるなど不安材料もちらつき始めた。
日経平均株価607円安 味の素が最大級の下げ、大型成長株に割高警戒 – 日本経済新聞
米政府機関の閉鎖によって指標がでないなか
民間の雇用統計を手掛かりに、米ハイテク株の売りが加速し
それが日本株にも波及した感じですが
著名投資家がAIバブルを懸念して売りに転じたことで
それに同調した人達の力もあるかなと思っています。
テック企業はバブルなのか。ドットコムバブルから考察する
で述べましたが
ドットコムバブルPER100倍に対して
エヌビディアPER50倍だからまだいける
が、免罪符だったのが
エヌビディアの決算を前で、かつ
OpenAIは黒字化していないが、AIインフラに1兆4000億ドル(約214兆円)余り投じる計画を掲げる。サラ・フライア最高財務責任者(CFO)は5日のテック会議で、米政府が「資金調達を可能にする保証を補強する」可能性に言及し、ウォール街の注目を集めた。
AI熱狂に異変か、OpenAI資金調達を市場不安視-「政府保証」臆測呼ぶ – Bloomberg
OpenAIが金がないから、保証してくれと米政府に泣きついた
政府の金とは勿論、税金のことです。
エヌビディアから端を発した、循環取引まがい
電力インフラ整ってない等々もあって
"AIにこのまま投資し続けて大丈夫なのか"
冷静に考えると高すぎると、市場参加者が感じているのが
今回の株価の動きではないかと推測しています。
総括
Web3.0の時代、ニュースの情報だけでは不十分
トランプ砲で株価が上下する様に
インフルエンサーの力で、市場が右往左往する時代です。
代表的なのは
ゲームストップに代表されるミーム株
個人投資家がSNSやオンライン掲示板を通じて集団で買いを呼びかけ
ヘッジファンドなどの空売り投資家を追い詰める現象です。
旧来から続くニュース媒体はオワコンではありません
長年培ってきた取材力と信用がありますが
刻々と変化する市場には、自分の考えを直ぐに発信できるSNSと
相性が良いのかもしれません。
今回の騒動でエヌビディア株が下げて、周縁にも飛び火しても
それは一時的なものだと考えています。
バブルはユーフォリア(陶酔)になってから破裂すると考えていますし
政治的な観点から見ますと
トランプ政権が来年11月の選挙で勝つために
8月には景気と株価を最高潮にしたいので
今はむしろ、ある程度悪くなってくれていた方が良いと考えているのでは
と、邪推しています。
未來のことなんて誰にも分からないし
所詮はただのサラリーの世迷言であって言うのはタダ
そして、社会主義でも民主主義であっても
妄想は誰もが与えられた最高の自由だと思っています。
こういう時こそ
相場に一喜一憂しない、長期インデックス積立投資が真価を発揮します。
短期ではボラティリティがあって楽しい相場。
どちらにしても、皆さまと私の資産が成長し
幸福な人生を歩めることを期待しながら
おやすみなさい
